パーソナリティ障害

昨晩のやり取りを聞いていて、統合失調症の妄想とはちょっと違うのかも?と思い、再度調べてみました。


特に、彼女が✕✕に「今日人生で一番最高に怒り、こんな悪い状況も経験だから」と説明していた部分でひっかかりました。


彼女との初対面、

その後の数少ない彼女との交流、

現在のやり取りの内容を踏まえ、調べると、

彼女はパーソナリティ障害なのでは?と思いました。


この障害は生まれつきだったり、生育環境、家族との関わり方にも影響される(ようだ)とありますので、彼女の小さかった頃はどのような感じだったのか、またご家族とはどのような感じだったのか、下記を読んで思い当たることがもしあるようでしたら、今後、医師とのやり取りにも追加できる事項かと思います。


下記に、パーソナリティ障害について書きました。

大体がサイトからのコピペですが、私が思ったことも追記しております(◎マークの部分が私の所見です)。


◆パーソナリティ障害とは

パーソナリティ障害は青年期から成人早期の間に発症する精神疾患の一種で、頑固で柔軟性がなく、本人や周囲の人に苦痛をもたらす考え方や行動が長期にわたって続くという点が特徴です。

パーソナリティ障害があるということは、障害のある本人も周囲の人も気付きにくく、周囲の人に「扱いづらい人」や「変わった人」という印象を与えてしまうこともあります。

パーソナリティ障害の症状に当てはまっていても、本人が生きづらさを感じていない場合にはパーソナリティ障害と診断されることはありません。

時にはパーソナリティ障害のある本人ではなく、パーソナリティ障害のある人に関わる人が精神的に参ってしまい、精神科を受診するケースもあります。

パーソナリティ障害のある本人の悩みで一番多いのは、人間関係を上手く築くことが困難であるため、会社の中で孤立してしまい、仕事を上手くこなしていけないということです。


◆パーソナリティ障害の原因

パーソナリティ障害になってしまう原因は、大きく分けて3つあります。


①生まれつきの気質、遺伝的要因

生まれつきの気質に、すでにパーソナリティ障害の症状があらわれているという事があります。このような人は、幼少時から良好な人間関係を築くことが難しいことも少なくありません。

気質は、パーソナリティの基礎となるものであるため親から遺伝する可能性も否定できません。

遺伝とパーソナリティ障害の関係は未だ研究中であり、全てが明らかになっている訳ではないため、あくまで可能性の一部として考えるようにしましょう。


②生育環境、家族との関わり方

生育環境や家族との関係は、パーソナリティに大きな影響を与えます。

家族、特に母親から適切な養育環境を与えられなかった場合などにパーソナリティ障害を発症してしまうことが考えられます。

母親の子どもに対する思いやりや、子どもの気持ちに寄り添って対処する能力が劣っている場合にも、パーソナリティ障害を発症しやすくなると言われています。


③社会的要因(時代背景や社会の状況や価値観、社会生活における経験など)

人は成長するに従って社会に出て、さまざまなコミュニティに属しながら社会生活を送るようになります。

属するコミュニティの中で得たさまざまな経験を通して、パーソナリティが形成されていくのですが、その中でパーソナリティの偏りが起きてしまうこともあります。

コミュニティの中でパーソナリティの偏りを引き起こしてしまう原因の中には、虐待や犯罪被害、事故や病気、災害などの経験があります。

<一部略>


◆パーソナリティ障害には種類がある

現在の研究では、パーソナリティ障害は3つのグループ(A、B、C)と10のタイプに分類されています。


<Aグループ>は奇妙または風変わりな様子を特徴とします。このグループにはそれぞれの際立った特徴をもつ以下のパーソナリティ障害が含まれます。

  • 妄想性:不信と猜疑心
  • シゾイド:他者に対する無関心
  • 統合失調型:奇妙または風変わりな思考と行動


<Bグループ>は演技的、感情的、または移り気な様子を特徴とします。このグループにはそれぞれの際立った特徴をもつ以下のパーソナリティ障害が含まれます。

  • 反社会性:社会的無責任、他人の軽視、欺瞞、自分の利益を得るための他人の操作
  • 境界性:一人でいることに関する問題(見捨てられる恐れによる)、感情や衝動的行動をコントロールすることの問題
  • 演技性:人の注意を引きたい欲求と劇的な行動
  • 自己愛性:もろい自尊心、賞賛される必要性、および自分の価値についての過大評価(誇大性と呼ばれる)


<Cグループ>は不安や恐れを抱いている様子を特徴とします。このグループにはそれぞれの際立った特徴をもつ以下のパーソナリティ障害が含まれます。

  • 回避性:拒絶される恐れによる対人接触の回避
  • 依存性:服従と依存(世話をしてもらう必要性による)
  • 強迫性:完全主義、柔軟性のなさ、頑固さ


◎私は、上記それぞれの内容を読み、出会ってからの彼女の事を思い浮かべると、彼女はBの傾向(特に自己愛性)が強いと感じます。今回、妄想性障害(✕との恋路)の後に、他の人への猜疑心も出ていたようなので、Aの妄想性の傾向もあるのかと思います。

また、きちんと整理整頓をする、掃除や洗濯物のたたみ方、子どもたちに自由に洋服を選ばせない(多分、変な組み合わせを嫌ってのことだろうと推測されますが)などの話を聞いていると、Cの強迫性もあるのではと思います。


◆Aグループ:妄想性パーソナリティ障害(PPD)

他者の動機を敵意や有害性のあるものと解釈する、他者に対する根拠のない不信や疑いの広汎なパターンを特徴とします。

・妄想性パーソナリティ障害の患者は、他者が自分を搾取したり、欺いたり、害を与えたりしようと計画しているのではないかと疑っているため、侮辱、軽蔑、脅しがみられないか常に警戒しています。

・妄想性パーソナリティ障害の診断は、生活の多くの側面での不信や疑いなどの、特定の症状に基づいて下されます。

・有効な治療法はありませんが、認知行動療法が試みられることがあり、薬により一部の症状が軽減する場合があります。


◎「✕との恋路」に関して、彼女が「やっかみを受けている」等、言っていたことに当てはまると思いました。


◆Bグループ:自己愛性パーソナリティ障害(NPD)

自己愛性パーソナリティ障害は、優越感(誇大性)、賞賛への欲求、および共感性のなさの広汎なパターンを特徴とします。

・自己愛性パーソナリティ障害の患者は自分の能力を過大評価し、自分の業績を誇張し、他者の能力を過小評価する傾向があります。

・自己愛性パーソナリティ障害の診断は、自分の重要性と才能についての誇大な、根拠のない感覚、無条件に賞賛されたいという欲求、特権意識などの特定の症状に基づいて下されます。

・基礎にある葛藤に焦点を当てた精神療法が役立つことがあります。

自己愛性パーソナリティ障害は、優越感(誇大性)、賞賛への欲求、および共感性のなさの広汎なパターンを特徴とします。

自己愛性パーソナリティ障害の患者は自分の能力を過大評価し、自分の業績を誇張し、他者の能力を過小評価する傾向があります。

自己愛性パーソナリティ障害の診断は、自分の重要性と才能についての誇大な、根拠のない感覚、無条件に賞賛されたいという欲求、特権意識などの特定の症状に基づいて下されます。

自己愛性パーソナリティ障害の患者は、自分の価値を過大評価(誇大性と呼ばれる)しています。また患者は自尊心に問題を抱えています。優越感や自尊心を高めるために、患者は以下のことをします。

  • 特別な人物と関わる
  • 優れた機関との関わりをもつ
  • 他者を低く評価する

また患者は賞賛されることを望みます。


◎お中元やお歳暮等の過度な贈り物、「✕との恋路」、「✕のご家族の事や居住地に関してのこだわり」、それ以前では兄の経歴(大したものではないですが、社長やおえらいさんとの関係?、父が✕✕✕?)等々。

私に対しても当時バリバリ仕事をしていたので、彼女のあこがれのキャリアウーマンと思われていたのか若干、積極的なアプローチがありました(嫌な感じは全くしませんでしたが)。


◆Cグループ:強迫性パーソナリティ障害(OCPD)

強迫性パーソナリティ障害は、結果的に仕事の完了を妨げるような規律性、完全主義、コントロール(柔軟性や効率性の余地がない)への広汎なとらわれを特徴とします。

・強迫性パーソナリティ障害の患者は、物事をコントロールしている状態におき、自分なりの完全主義を追求する特定の方法で物事を進める必要を感じます。

・強迫性パーソナリティ障害の診断は、細部、規則、スケジュール、秩序、およびリストに対するとらわれ、また仕事の完成を妨げてでもある物事を完全に行うことの重視などの、特定の症状に基づいて下されます。

・精神力動的精神療法や認知行動療法が役立つことがあります。

強迫性パーソナリティ障害の患者は物事をコントロールしている状態にあることが必要なため、物事を一人で行い、他者の助けを信用しない傾向があります。

家族内で受け継がれる一定の特性(強迫性、感情の幅の狭さ、完全主義)がこの障害に関わっていると考えられています。


◎これに関しては、内容を読むと違うかな…と思う反面、「コントロールしている感覚を維持するために、規則、取るに足らない些細なこと、手順、スケジュール、リストを重視します。」というところがちょっとひっかかりました。夫が昔から、「彼女は自分の中に手順があり(やる順番を作っていて)、それを乱されるのは我慢ならない感じがする」と言っており、私も、私の母や兄がかなり柔軟な人なので、そのやり方にイライラしてしまう事が多いのでは…と思っておりました。


パーソナリティ障害の大半では、この障害が原因で生じる問題は中程度のもので、時間の経過とともに軽減していきますが、重度の社会的・精神的な問題を生涯抱え続ける人もいます。

パーソナリティ障害は、通常は青年期後期または成人期早期に現れますが、それより早期(小児期)に現れる場合もあります。これらの障害の持続期間には大きな幅があります。一部の種類のパーソナリティ障害(反社会性または境界性など)は加齢とともに軽減したり、消失したりする傾向があります。そうなりにくい種類もあります(強迫性や統合失調型など)。患者によっては、症状は続くものの、軽症化する場合もあります。


◎薬でパーソナリティ障害を治癒することはできないとあります。治療法としては精神療法(心理療法)が一般的だそうです。


診断や治療に関しては、以下のリンクから「パーソナリティ障害の概要」を読んでみて下さい。

時間がなくて、中途半端になってしまいましたが、このメールを預けます。


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